もうこれは天国じゃない

秋葉原の歩行者天国が当面の間休止するとのこと。今頃になってやっと...と思う。
あの通り魔事件が起こる前から、秋葉原は異常だった。
ここ数年、エロ系のショップとか怪しい店とかメイド・カフェがドカドカと店を開き、コスプレをする人が多く現れた。
もうこの時点で異常だったのだが、今年のゴールデン・ウィークに各局のワイド・ショーが秋葉原の現状をオン・エアした時には既に深刻化していた。
その報道をテレビで見たのだが、正直、ゾッとした。露出狂が出たり、鈴宮ハルヒの格好をした男性が踊っていたり、玩具の銃を使って銃撃戦が行われたり...もう無法状態だ。
コレを見た時点で、もう休止すべきだと思った。だが、何も進展がないまま時が過ぎ、6月8日、事件が起きた。
容疑者が逮捕された時にも、ショッキングな出来事が起きた。
｢容疑者が逮捕・連行された写真を携帯電話で撮影した人の周りに人だかりができ、自分の携帯にコピーする人たちが目立った｣とのこと。
コレはもう、アホかとバカかと言いたい。ここまで日本人のモラルが下がってしまったのかね。
もう歩行者天国の休止だけでは駄目だ。異常な行動をした人に対しても秋葉原周辺への出入り禁止して欲しいものだ。

歩行者天国での問題は、実は今に限ったことではない。
1980年代には、若者達がラジカセを大音量で流しながらダンスをしたり、ロック・バンドがライヴ演奏を行ったり...と、
私が覚えているのはこの2つだけだが、色々と問題があったと思う。
この問題は首都圏だけではなく、私が以前に住んでいた広島市内では事件が起きた。
1999年に行われた胡子大祭で暴走族と警察の大規模な衝突が起きた。アレは当時市民だった私にとって大ショックだった。

もう歩行者天国なんか要らない。1秒たりとも、1ミリたりとも解放してはならない。