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2019年7月24日 (水)

天気の子

★★★★★★☆☆☆☆ 良作

 

ストーリーは面白く描かれている。カット割りは絶妙で、展開がひとひねりもふたひねりもきかせている。だが、過去の新海作品の部分部分をコピー&ペーストして纏めた感じが否めない。そして最重要だった作画が前作『君の名は。』から全く進化していないどころか、部分部分で雑になっている。前作の驚異的なヒットで予算が上がって環境が更に良くなった筈なのに、何故こうなったのか分からん。本当に裏切られた気分だ。初日から3日間で興収16億円出たのだが、コレじゃ興収100億円は無理かもしれん。
演技については、主演の2人(醍醐虎汰朗、森七菜)はよく頑張った。小栗旬は実に秀逸。色々言われている本田翼は、前半はダメダメだが終盤は頑張った感あり。このヒトはテンションが高いと違和感がなくなるんだな。
前作同様、中学生から20代前半の若者とアニヲタだけが楽しめる作品。個人的には小学生以下には観せない方がいいかも。少年が本物の拳銃を撃つシーンや、男女がベッドにいるシーンがあるからな。
さて次作はどうなるのか、恋愛にこだわるのなら、ファンタジー要素無しで。ファンタジーにこだわるのなら、冒険モノにすればいいんじゃないかね。どっちにしても、真価が問われる。仮にコケても、東宝とのコラボは続くんだろうなぁ...

 

んで、瀧と三葉はどこに出てたの?!?

 

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