ダンスウィズミー
★★★★★★★★☆☆ 名作
まさかの大傑作ミュージカル & ロード・ムーヴィーでした。中盤以降は予想外の連続でハラハラ、そしてラストはまさかの大どんでん返し。ヒロイン・三吉彩花のキラリとしたところが魅力。ダンスもなかなか。強烈な存在感を放って圧巻のパフォーマンスを披露した、インチキ術師の元アシスタント役・やしろ優、結婚式のシーンで怪演をみせた、ストリート・ミュージシャン役・chay、この二人はコレが初の映画出演だとか。女性3人のこれから出演する映画で、どう進化するのか見てみたいものだ。相変わらずアクが強いムロツヨシ、歌でハズしておきながら円熟味を醸し出した御年85歳の宝田明の演技も秀逸。観た後で分かったが、主人公が自分にかかった催眠術を解くために旅に出た筈なのに、実は自分自身が知らないまま、自分探しの旅になっていた事を。こういう描き方は見事。矢口史靖監督の手腕が冴えたな。でも個人的には、懐メロばかりじゃなく、2・3曲くらいオリジナルの楽曲があってもよかったな、って思った。
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