« 風の電話(2020) | トップページ | 台湾、街かどの人形劇(2018) »

2020年2月 4日 (火)

幸福路のチー(2017)

★★★★★★★☆☆☆ 傑作

 

時代に振り回されながら、ひとつひとつ幸せを掴み取ったのに、故郷に帰って、変わっていく町を見て、悲しさを感じる。周りは変わっているのに、自分は変わったのか...主人公チーの人生を追体験する、「主人公は、この映画を観ている自分」の映画。観た後に私の少年時代や若かった頃を思い出してしまう。それにしても制作期間を4年もかけたのに、作画のクオリティが40年くらい前の日本のアニメ並み。しかもこの作品が「台湾史上初の長編アニメーション映画」なんだとか。台湾のアニメ界って、日米のアニメを見ているだけで、自分達でアニメを作る気は無いのだろうか。台湾のアニメーション制作事情ってそんなに酷いのかぁ。台湾贔屓なのに酷い事を言ってしまったけど、作品自体は良かった。いつもなら作画にうるさいんだけど、海外の作品は国と地域によってばらつく為、減点はしない。

 

|

« 風の電話(2020) | トップページ | 台湾、街かどの人形劇(2018) »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 風の電話(2020) | トップページ | 台湾、街かどの人形劇(2018) »