幸福路のチー(2017)
★★★★★★★☆☆☆ 傑作
時代に振り回されながら、ひとつひとつ幸せを掴み取ったのに、故郷に帰って、変わっていく町を見て、悲しさを感じる。周りは変わっているのに、自分は変わったのか...主人公チーの人生を追体験する、「主人公は、この映画を観ている自分」の映画。観た後に私の少年時代や若かった頃を思い出してしまう。それにしても制作期間を4年もかけたのに、作画のクオリティが40年くらい前の日本のアニメ並み。しかもこの作品が「台湾史上初の長編アニメーション映画」なんだとか。台湾のアニメ界って、日米のアニメを見ているだけで、自分達でアニメを作る気は無いのだろうか。台湾のアニメーション制作事情ってそんなに酷いのかぁ。台湾贔屓なのに酷い事を言ってしまったけど、作品自体は良かった。いつもなら作画にうるさいんだけど、海外の作品は国と地域によってばらつく為、減点はしない。
| 固定リンク
「映画」カテゴリの記事
- 私が選ぶ2021年日本映画ベスト10(2021.12.31)
- 私が選ぶ2021年日本映画ワースト10(2021.12.31)
- 私が選ぶ2021年外国映画ベスト10(2021.12.31)
- タイトル、拒絶(2019―日本)(2021.01.11)
- HoneyWorks 10th Anniversary ゛LIP × LIP FILM × LIVE゛(2020―日本)(2021.01.11)
コメント